焼岳小屋の新オリジナル・バッヂ

2016年夏から販売されている新オリジナル・バッヂをご紹介します。

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こ、これは⋯⋯今までにない斬新なデザインです。
観光地でよく売られているバッヂというより、焼岳にふさわしい工芸品の趣。
すべて手作りとのこと。
一品ものでこれでおしまいなのか、在庫があるのかは
管理人さんにうかがうのを忘れてしまいましたが、
まだ販売されていることは確かです。
買うならいまのうちかもしれません、いずれにしても焼岳小屋でしか販売していない貴重なバッヂです。

5月末の頃の、上高地から焼岳への登山、アイゼン、ピッケル要

2015年5月22日に、小屋の管理人さんと電話でお話して、焼岳山頂付近の状況についてうかがいました。
今年は雪が少ないそうですが、油断してはいけません。

上高地→新中尾峠→焼岳小屋前→展望台→旧中尾峠→焼岳山頂のルートについては、山頂付近はまだ残雪があり、朝晩は気温が下がって固くなります。山頂直下は雪面のトラバースとなり、傾斜もありますので、アイゼン、ピッケル要とのことです。

小屋のオープンは6月12日予定、小屋開けの準備中、とのことです。

焼岳小屋オリジナルの“てぬぐい”

オリジナルのデザインで発注した“てぬぐい”、今年も販売されるそうですよ。

昨年のちょうどこの時期にはまだデザインの状態でしたから、今年はぜひ、小屋でゲットしてみてください。
といっても、小屋がオープンするのは6月12日なので、もうしばらくお待ちください⋯⋯

過去記事:焼岳小屋のオリジナル手ぬぐいと山小屋バッヂ制作中⋯ 2014年5月24日

播隆祭:北アルプス登山幕開け 奥飛騨に春告げる 村上神社で安全祈願、獅子舞を奉納 /岐阜

飛騨側でも登山シーズンが始まります。事故のないよう、登りたいですね。

奥飛騨に春の訪れと登山シーズンの幕開けを告げる北アルプス岐阜県側開山祭「播隆祭(ばんりゅうさい)」が10日、高山市奥飛騨温泉郷村上の村上神社境内の播隆塔前で開かれ、シーズン中の山の安全を祈った。

毎日新聞

2015年の焼岳小屋営業開始は6月12日予定、上高地側のはしごは5月8日より通行可能

焼岳小屋までのコースタイム

夏山シーズン間近ですね。
各登山口からの焼岳小屋までのコースタイムをご紹介します。
焼岳小屋の管理人さんから直接、教えていただいたコースタイムです。
地図を付けてみましたので、参考にしてください。

焼岳小屋までのコースタイム

【上高地から】上高地バスターミナル → 焼岳小屋 (3時間)
【中ノ湯温泉から】新中ノ湯登山口 →3時間→ 焼岳北峰頂上 →1時間→ 焼岳小屋 (合計4時間)
 ※旧中ノ湯ルート(釜トンネル入口付近・バス停から直接登るルート)は通行不能です
【奥飛騨・中尾温泉から】中尾登山口 → 焼岳小屋 (3時間)
【西穂山荘から】西穂山荘 → 焼岳小屋 (3時間30分)

焼岳小屋までのコースタイム

特報!焼岳ラベルの「とまじゅう」@高山・寺田農園「庄兵衛さん家のとまじゅう」

先日、焼岳小屋で飲んだトマトジュースがとてもおいしい(「高山・寺田農園の“とまじゅう”がおいしいゾ」)と書きましたが、ついに「焼岳ラベルの“とまじゅう”」発売開始とのこと!

『焼岳小屋・小屋開け小屋締め』にも登場したTさんからメールが来ましたよ。

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「焼岳美味いもの計画」とまじゅうの焼岳ラベルが完成しました。
昨日納品完了しまして、人通りの少ない六月ですが早速7本売れました。
山の上だと味も格別ですね。「美味しい、お土産にしたい」嬉しい声を聞く事が出来ました。

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なんと焼岳北峰頂上にまで持参して飲まれるとは⋯⋯あっぱれ!

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焼岳小屋では既に販売しているそうです。これは飲みにいかなければ〜(^^)/
小屋で購入して、展望台や頂上で飲んだらおいしいかも!
瓶は焼岳ラベル記念瓶ですから、お持ち帰りくださいm(_ _)m

寺田農園さんのFBにも、焼岳ラベルのとまじゅうの記事が出てますよ、読んでみてください。

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ナイロンザイル事件究明の石岡繁雄さん展@上高地インフォメーションセンター

『氷壁』(井上靖著、新潮文庫)読んだこと、ありますか?
未読ならぜひ今年の夏に! えー、徳沢園か徳沢ロッジで読むといいかも、ですね⋯⋯(^_^;*
焼岳小屋でぼーっとしながら本を読むのもいいですよ(^^)

<石岡繁雄さん展>ナイロンザイル事件究明に尽力 上高地できょう開幕 /長野
2014年6月20日(金)19:22 毎日新聞

井上靖の小説「氷壁」の素材にもなった「ナイロンザイル切断事件」を巡って問題を訴え続け、消費者保護行政のあり方にも影響を与えた元鈴鹿高専教授、石岡繁雄さん(1918~2006年)。その生涯を振り返る展示が20日、松本市安曇の上高地インフォメーションセンター2階で始まる。

この展示はこんにち、貴重であると同時に、とても重要かもしれません。

山の道具に限らず、与えられた“安全”を鵜呑みにせずに点検する必要がある、安全神話を神話とせずに、常に点検して現実に合わせて改良する不断の努力が必要です。

この時代、人と人をつなぐナイロンザイルは、それぞれの人を支えるだけの、必要な強度を保っているのか、そんなことをときどき、考えます。
安全は、自分で確かめる必要があるのです。それは自分と自分の愛する者の命を支えるのですから。

そして山は、人と人を繋ぐ力を強める場所であると思っています。
ぜひ山に登ってみてください。

*ちなみに『屏風岩登攀記』は横尾がいいでしょう。戻って再び徳沢で『山靴の音』なんて読むのもいいですね。